鶴の恩返し(つるのおんがえし)

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「鶴の恩返し」の演じ方

鶴の恩返しのあらすじ

ある寒い冬の日、おじいさんが山中で罠にかかって苦しんでいる鶴を見つけます。

おじいさんは鶴を助け、罠から解放してあげました。

その夜、おじいさんとおばあさんの家に美しい娘が訪れます。

娘は道に迷って困っているといいました。

おじいさん、おばあさんは美しい娘を一晩泊めてあげることにします。

娘は、「恩返しをしたいので、織物を織らせてほしい」と言いました。

そして娘は「決して織物を織っているところを見ないでください」とおじいさん、おばあさんと約束をしたのです。

娘は、部屋にこもって織物を作り上げました。

その完成した織物は非常に美しく、高価なものに仕上がりました。

娘はさらに織物を織り続けますが、おじいさんとおばあさんは娘のことが心配になり、織っているところをこっそり覗いてしまいます。

すると、そこには以前助けた鶴が自分の羽を引き抜きながら織物を作っている姿がありました。

鶴は「約束を破ったので、もうここにいることはできません」と言い、再び鶴の姿に戻ります。

そして、空高く飛び去ってしまいました。

鶴の恩返しの台本・
シナリオナレーション

ナレーター
冬のある日、おじいさんは罠にかかったツルを見つけました。

おじいさん
「おやおや、これはかわいそうだ」

ナレーター
おじいさんはツルを助けてあげました。
おうちに帰ったおじいさんは、そのことをおばあさんに話しました。
その時、トントントンと扉を叩く音が聞こえました。

おじいさん
「誰か来たのかな?」

ナレーター
おじいさんが扉を開けるとそこには美しい娘が立っていました。

娘
「道に迷ってしまったので、今晩泊めてください。」

ナレーター
おじいさんとおばあさんは、おうちに泊めてあげることにしました。

娘
「おじいさん、おばあさんありがとう。
 お礼に布を織るのでプレゼントします」

ナレーター
そういうと奥の部屋に入り、こう言いました。

娘
「私が布を織る間、絶対に覗かないでください」

ナレーター
おじいさんとおばあさんは娘との約束を守って、部屋を開けずに待っていました。
たくさん時間が経って娘が出てくると、とても綺麗な布が出来上がっていました。

娘
「どうかこれを売ってお金にしてください」

ナレーター
おじいさんは娘に言われた通りに布を売ると、とても高く売れました。
おじいさんとおばあさんが喜ふと、娘はまた奥の部屋で布を織ってくれると言います。
そしてまた、

娘
「私が布を織る間、絶対に覗かないでください」

ナレーター
と言いました。
しかし、娘はなかなか出てきません。
心配になったおじいさんは、そーっと奥の部屋を配いてみました。
するとそこには…
ツルが自分の羽を使って、布を織っているではありませんか!
そして、そのツルはあの時助けたツルだったのです。

娘
「この姿を見られてしまってはもうここにはいられません。
 泊めてくれてどうもありがとう」

ナレーター
そう言うとツルは空高く飛び立って行ってしまいました。
おしまい

鶴の恩返しの対象年齢

鶴の恩返しの対象年齢は4歳児、5歳児です。

物語の教訓である「良い行いをすると良いことが返ってくる」ことや「約束を守る大切さ」を理解できるのが
4歳児、5歳児くらいからだからです。

「鶴の恩返し」で劇遊びをするねらい

劇遊びは楽しんで取り組むことが1番大切なことです。

ですが子どもが鶴の恩返しの物語を通してどのように考えて成長していってほしいのか、ねらいを考えることも大切です。

鶴の恩返しの劇遊びでのねらいを2つ紹介します。

良いことをすると良いことで返ってくることを知る

困っている誰かを助けると、その行いが何らかの形で自分に返ってくることを子どもたちに伝えましょう。

自分の行動が他の人にとって大切なこととなり、それが自分にも良い影響をもたらすということを考えられるきっかけになるといいですね。

約束やルールは守ろう

物語で鶴が「決して織っているところを見てはいけない」と言った約束を守ることがいかに重要かを伝えます。

約束を守ることが友だち同士や人との関わりの中で大切なことであり、信頼の基盤であることを学べるといいですね。

約束を破られるとどんな気持ちか、自分や相手の気持ちを考えるきっかけになるように子どもたちに話してみましょう。

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「鶴の恩返し」ってどんな話?

鶴の恩返しは、江戸時代から明治時代にかけて日本各地で語り継がれてきた、日本の民話です。

鶴の恩返しでは、良い行いは自分に返ってくることや約束を守ることの大切さを教訓にした物語となっています。

江戸時代から現代にかけて日本で長く語り継がれている有名な物語ですよ。

登場人物

  • おじいさん
  • おばあさん
  • 鶴
  • 美しい娘に変身した鶴

「鶴の恩返し」の劇遊びをする前に【導入編】

鶴の恩返しの劇遊びをする前に絵本やパネルシアターで導入をしましょう。

物語を事前に知っていることで、劇遊びも楽しく取り組めるようになりますよ。

「絵本」で物語を知ろう

鶴の恩返しを絵本で読み聞かせしてみましょう。

鶴の恩返しは様々な作者が書いた様々な絵本が出版されています。

子どもたちに分かりやすい絵やストーリーのものを選んで読み聞かせをしてみてくださいね。

「パネルシアターやペープサート」で楽しもう

絵本に飽きてきたらパネルシアターやペープサートで楽しむのもおすすめですよ。

保育士がパネルシアターやペープサートをやって見せた後は、子どもたちが登場人物を動かして遊んでも楽しいです。

色々工夫して楽しく導入してみてくださいね。

鶴の恩返しの劇遊びをする前にお面や小道具、衣装を作るのがおすすめです。

「鶴の恩返し」の劇遊びをする前に【準備編】

お面や小道具、衣装があることで子どもたちが劇の役になりきって取り組めますよ。

お面や小道具、衣装

小道具おすすめ
鶴のお面画用紙でお面を作り、子どもに顔を描いてもらう
とオリジナルのお面になっていい感じ♪
機織機段ボールを使って立体的に作ってみてね♪
織物和風の布を用意するのがおすすめ
衣装おすすめ
おじいいさん・帽子(画用紙でつくるのがおすすめ)
・不織布で青色のベストを作る
おばあさん・不織布で三角巾をつくる
・不織布でピンクのベストを作る
鶴・段ボールで羽根をつくるのがおすすめ
娘に変身した鶴・子ども用に着物や浴衣を用意するのがおすすめ

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