「風船の歌」の各年齢ごとのねらい
「風船の歌」の対象年齢
ちょきぺたファクトリーでは、「風船の歌」の対象年齢は0歳児さんから2歳児さん(乳児さん)と想定し、素材を製作しています。
| 年齢 | おすすめ度 |
|---|
| 0歳児 | |
| 1歳児 | |
| 2歳児 | |
| 3歳児 | |
| 4歳児 | |
| 5歳児 | |
0歳児・1歳児・2歳児のクラスでは、特に親しみやすい内容です。
この年齢の子どもたちは、身近な色の名前を覚えたり、言葉の繰り返しを楽しんだりする時期でもあります。
そのため、「風船の歌」のシンプルなメロディと風船の後ろから可愛いイラストがパッと飛び出す演出が、心地よい刺激となるようです。
さらに、保育者が「何色かな?」「何が出てくるかな?」と問いかけ、子どもたちが想像力を膨らませながらみんなで楽しむという、集団活動ならではのねらいにもつなげやすくなります。
一方で、3歳児さんや4歳児さんの場合は、ただ歌を聴いてイラストを見るだけでは、少し物足りなく感じる場面もあるかもしれません。
ですが、風船の色から「この色から連想するものはなんだろう?」とクイズを出して、子どもたち自身が予想し合う楽しみ方があります。
「黄色い風船だから、お月様かな?」「レモンかな?」など、子どもの発話や発想を豊かに広げる関わり方を取り入れる工夫もできます。
また、5歳児さんになると、少し簡単な内容に感じられることもあります。
その場合は、子どもたち自身が演じ手となって風船を動かす方法があります。
「オリジナルの風船の歌」の歌詞をみんなで一緒に考えて、自分たちの描いた絵を風船の後ろに隠して見せ合うなど、ゲーム性や表現活動を取り入れるのも面白いかもしれません。
工夫次第で、表現活動の一環としてまた違った角度から深く親しめる題材です。
◯ 0歳児・1歳児・2歳児(特におすすめの年齢層)
- 身近な色の名前を覚えたり、シンプルなメロディと言葉の繰り返しを楽しんだりする時期にぴったり
- みんなで想像力を膨らませて楽しめて、集団活動ならではのねらいへの繋げやすい
△ 3歳児・4歳児(クラスに合わせた工夫がおすすめの年齢層)
- ただ歌を聴くだけでは少し物足りなく感じることもある年齢層
- クイズを出して子どもたち自身が予想し合うなど、発話や発想を豊かに広げる関わり方の工夫
△ 5歳児(年長クラス)
- 通常の演じ方では、少し簡単な内容に感じられることもある
- 子どもたちが演じ手になったり、オリジナルの歌詞を一緒に考えたりとゲーム性や表現活動を取り入れることで、違った角度から深く親しめる
各年齢における「風船の歌」のねらい
パネルシアターやペープサートなどの保育教材を扱う際は、「子どもたちに楽しんでほしい」という気持ちを大切にしながら、成長を見守るための「ねらい」を意識することもひとつの視点となります。
ここでは、実際に演じる場面を想定した「ねらい」のアイデアについてご紹介します。
0〜1歳児における「新しい出会いや変化を楽しむ」ことを意識したねらい
0歳児や1歳児クラスの子どもたちにとって、初めて耳にする歌や言葉との出会いは、新鮮な驚きやワクワク感をもたらすきっかけになることが多いです。
お話の流れをすべて理解することはまだ難しい時期ですが、五感をフルに使って楽しむ姿が見られます。
この時期のねらいとしては、主に歌を通じて新しい単語や色の名前を知ることが挙げられます。
また、シアターを通して保育者の動きや風船のパッと変わる変化を目で見て楽しむこともそのひとつです。
さらに心地よいリズムに触れるなかで、保育者と一緒に歌ったり、目の前の動きを真似したりしてみようとする意欲を育むきっかけにもなりやすいです。
- 歌を通じて新しい単語や色の名前を知る
- 保育者の動きや風船のパッと変わる変化を目で見て楽しむ
- 心地よいリズムに触れながら、歌や動きを真似してみようとする
2歳児における「やりとりや想像する心地よさを味わう」ことを意識したねらい
2歳児クラスの子どもたちは、身の回りのものの名前や色の認識がぐっと深まり、「これは何色!」「あそこにある!」と言葉で伝える楽しさを味わい始める時期です。
また、少しずつ先のお話を予想できるようになり、「次はどうなるんだろう?」というワクワク感を持ってシアターを見つめる姿が見られます。
この時期のねらいとしては、主に保育者の問いかけに応えながら、色の名前やイラストの言葉(単語)に親しむことが挙げられます。
ただ見るだけでなく、「赤い風船だね、何が出てくるかな?」といったやりとりを通して、次に登場するものを自分なりに想像して楽しむことも大切な視点です。
さらに、お気に入りの色を見つけて嬉しそうに教えてくれたり、繰り返しのフレーズを一緒に口ずさんだりするなかで、自分の「好き」を表現し、お友だちや保育者と共感し合う喜びを育むきっかけにもなりやすいです。
- 保育者とのやりとりを通して、色の名前や様々な言葉(単語)に親しむ
- 風船の色を手がかりに、次に登場するものを自分なりに想像して楽しむ
- 繰り返しの歌に親しみながら、自分の発見や「好き」を表現し、周りと共感し合う喜びを味わう
3歳児における「見立てる楽しさや発想を広げる」ことを意識したねらい
3歳児クラスの子どもたちは、ごっこ遊びが盛んになり、「何かを別のものに見立てて楽しむ」という想像力がぐっと豊かになる時期です。
風船の色を見るだけで、「これはイチゴの色!」「黄色はひよこさんかな?」と、自分の記憶や経験と結びつけてお話を広げられるようになります。
この時期のねらいとしては、主に風船の色を手がかりに、イメージを自由に膨らませて言葉で表現することが挙げられます。
ただ正解を当てるクイズではなく、「ピンクの風船から何が出てきたら面白いかな?」と問いかけることで、子どもたちの自由な発想や「もっと知りたい」という探究心を刺激することも大切なポイントです。
さらに、保育者やお友だちのユニークなアイデアに触れるなかで、自分とは違う考えのおもしろさに気づき、みんなで一緒に場を盛り上げる心地よさを味わうきっかけにもなりやすいです。
- 風船の色を手がかりに、イメージを自由に膨らませて言葉で表現する
- 問いかけを通して、自由な発想や「もっと知りたい」という探究心を刺激する
- お友だちのアイデアに触れながら、みんなで一緒に場を盛り上げる心地よさを味わう
4歳児における「色からの連想ゲームや創作への関心を高める」ことを意識したねらい
4歳児クラスになると、知識や経験がさらに増え、お友だちとルールのある遊びを楽しんだりする姿が見られるようになります。
また、お絵かきや製作への関心も高まり、クレヨンやペンを使って「自分の好きなもの」をより具体的に描けるようになってくる時期でもあります。
この時期のねらいとしては、主に風船の色から連想するクイズを子どもたち同士で出し合い、ゲーム性を楽しむことが挙げられます。
「世界に1つだけのオリジナル風船を作ってみよう!」と投げかけ、自分の好きなイラストを描いて新しい風船の歌をみんなで作り出す楽しさを味わうことも、表現活動として素晴らしいねらいとなります。
自分で考えたものが形になる喜びを体験することで、「もっと作ってみたい」「こんなアイデアはどうかな?」という創作意欲をそっと育むきっかけにもつながります。
- 色からの連想クイズを出し合い、子どもたち同士でゲーム性を楽しむ
- 好きなイラストを描くことで、オリジナルの歌をみんなで作る楽しさを味わう
- アイデアを形にする喜びを体験し、「もっとやってみたい」という創作意欲を高める
5歳児における「主体的な表現や異年齢との関わりを楽しむ」ことを意識したねらい
5歳児の年長クラスさんは、小学校への就学を見据えながら、「自分たちで計画を立てて進める」「みんなの前で発表する」といった主体性や自信が大きく育つ時期です。
お当番活動などを通して、集団の中で役割を持つことの責任感や喜びを感じる場面も増えていきます。
この時期のねらいとしては、主に自分たちで作ったオリジナルの「風船の歌」を、子どもたちが演じ手となって工夫しながら表現することが挙げられます。
ただ演じるだけでなく、「乳児さんのクラスにお披露目しに行ってみよう!」と目標を持つことで、どうすれば小さなお友だちが喜んでくれるかを自分たちなりに考えて工夫する力を育むことも大切な視点です。
決して無理やりではなく、子どもたちが「やりたい!」と自主的に役割を引き受け、やり遂げる経験を大切にします。
そのなかで、クラスの連帯感や仲間との繋がりが深まっていきます。
さらに、自分への自信が生まれ、主体的に活動に取り組む意欲を豊かに育むきっかけにもなります。
- 子どもたち自身が演じ手となり、オリジナルの歌を工夫して表現する
- 乳児クラスへのお披露目を通して、相手を思いやり、喜んでもらうための工夫を楽しむ
- 自主的に役割をやり遂げることで、クラスの連帯感を深め、主体的に活動する自信を育む
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