おばけなんてないさ

「おばけなんてないさ」は、
おばけに親しみや楽しさを感じられる、子どもたちに大人気の保育ソングです。

作詞槇みのり
作曲峯陽

「おばけってこわい?でもちょっと気になる…」
と自然と子どもたちの心を掴んでくれます。

夏祭りやお泊り会、ハロウィンなどのイベントで歌えば大盛り上がりです。

ぜひ、子どもたちとおばけになりきって楽しく歌ってくださいね!

簡単にまとめると…
  • 1~3歳くらいにおすすめのシアターで想像力を育む
  • おばけや子どもの感情に共感したり表現する力が身につく
  • ちょきぺたの「おばけなんてないさ」素材はこちらから
  • おばけなんてないさのパネルシアターを手作りすると約3,683円かかる
  • ちょきぺた会員なら素材・Pペーパーなどの材料費がかからない!
  • 自分で製作するよりも安く高品質な製作物ができるのでぜひお試しして欲しい。
おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

「おばけなんてないさ」の製作にかかるコスト

ちょきぺたファクトリーでは「おばけなんてないさ」のイラストデータや完成品を提供しています。

どれも自作するよりもかなりオトクにご利用いただけるようになっていますので、「作るのが難しい…」と感じる場合は使っていただけたら嬉しいです!

パネルシアター製作にかかるコスト

今回はちょきぺたファクトリーと全く同じ条件で「0からおばけなんてないさのパネルシアターを作る」と仮定し、かかるコストや時間を計算してみました!

製作方法時間材料費人件費
手作り170分440円3,683円
イラスト使用 40分990円867円
ちょきぺた0分1,750円0円
製作条件
材料費用
Pペーパー60円 / 1枚
普通紙1円 / 1枚
白黒印刷10円 / 1枚
カラー印刷50円 / 1枚
人件費1,300円 / 1時間
計算の内訳について

それぞれの材料の費用は、私が製作に使用している最もコスパの良いものを使用しています。

ちょきぺたファクトリーの製作に使われている製作アイテムはこちらからご確認ください。

ちょきぺたファクトリーでは忙しい保育士さんのために、保育の現場で利用できる様々な素材を作成・配信しています!

素材のリクエストやご相談はこちらから

「おばけなんてないさ」の対象年齢とねらい

ちょきぺたファクトリーでは、
「おばけなんてないさ」の主な対象年齢は
0歳児さんから5歳児さんくらいと想定し、
素材を製作しています。

年齢おすすめ度
0歳児
1歳児
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児

どの年齢の子どもも、一緒に楽しむことができます!

「おばけなんてないさ」はどの年齢でも楽しめる作品ですが、特に1~3歳を主な対象としている理由は以下の通りです。

  • 「おばけ」がテーマで子どもが興味を持ちやすい
  • リズムがとりやすいので、どの年齢でも楽しめる
  • ストーリー仕立ての歌が、子どもの想像力を広げる

使い方や演じ方を工夫すれば、その年齢にピッタリな方法で活用できます!

記事の後半で「各年齢における演じる際のポイント」を解説してあるので、是非そちらもご覧ください!

各年齢における「おばけなんてないさ」のねらい

「おばけなんてないさ」の演じるときは、
子どもたちに楽しんでもらうことが1番大切です。

保育士が「ねらい」をもって演じることで、
子どもたちの様々な良さをたくさん引き出せます!

0歳児〜2歳児のねらいは「リズムを楽しみ、興味を持つ」

「おばけなんてないさ」の歌は、ストーリー仕立てになっています。

0歳児から2歳児は、絵本やパネルシアターなど
視覚から情報が入ることで、内容や言葉の意味を理解しやすくなります。

明るいリズムに合わせて繰り返し楽しみながら、
どんどんおばけのイメージを膨らませていきます!

歌に合わせて体を動かしたり、
好きなシーンを何度も楽しんだり…。

子どもによって楽しみ方は様々なので、
1人ひとりの「おばけなんてないさ」の興味を広げてあげましょう。

年齢ねらい
0歳児・「おばけ」の動きに興味を持つ
・保育者の歌う声に興味を持つ
・楽しいメロディーに合わせて体を動かす
1歳児・「おばけ」に興味をもつ
・一緒に歌を口ずさみ、楽しさを感じる
・「おばけ」のポーズや簡単な振り付けを楽しみ、手先の運動機能を高める
2歳児・繰り返し楽しみながら、イメージを膨らませる
・自分で「おばけ」を表現する楽しさを味わう

せなけいこさんの絵本の中でも「おばけなんてないさ」に親しむ子どもたちが多いと思います。

短めなストーリーも楽しめるようになる2歳児は、
せなけいこさんのおばけ絵本シリーズが大好きです!

「おばけなんてないさ」を演じた時の反応が良かったら、ぜひ保育に絵本を取り入れてみてくださいね。

絵本に親しみを持つだけではなく、保育士に自然と注目して「話を聞く力」がついてきます。

3歳児〜5歳児のねらいは「様々な方法でおばけを表現する」

3歳児から5歳児の子どもは、さらにおばけのイメージが膨らみ、好奇心に満ち溢れます。

せっかくなので、その楽しいイメージを保育にも繋げてみましょう!

最近は保育園や幼稚園でもハロウィンを楽しむ機会が増えましたよね。

おばけとおやつが出てくる「おばけなんてないさ」は、ハロウィンの時期にもぴったりです。

3歳児から4歳児は、カラーポリ袋やヘアーバンドなどで簡単な仮装グッズを作ってみましょう。

他のクラスの子どもたちを驚かせたら、盛り上がること間違いなしです。

5歳児は、知っているおばけの話をしながら、友達とイメージを共有する場面もありそうですね。

保育室におばけの絵本や図鑑コーナーを作って、おばけやしき作りにチャレンジするのも、5歳児ならではの活動内容です。

作品展のテーマに選んでも、子どもたちが喜ぶ作品が完成しそうです!

年齢ねらい
3歳児・「おばけ」に親しみを持ち、友達と一緒に表現する
・様々な歌い方を知り、音の強弱を楽しむ
4歳児・リズムに合わせて歌うことを楽しむ
・イメージを膨らませ、自分だけの「おばけ」を表現する
5歳児・探究心が高まり、どんなおばけがいるか調べてみる
・友達と協力しておばけやしき作りを楽しむ

保育士がおばけの図鑑や絵本を用意する場合は、あまり怖すぎるものは避けてあげましょう。

どの子どもも、楽しいイメージが膨らむようなものがおすすめです!

「おばけなんてないさ」のちょきぺた素材

こちらで使用しているのは、
ちょきぺたファクトリーが作成したイラスト素材です。

素材素材の内訳
キャラクター小
5種
・おばけとねぼけている子ども
・おばけとおやつを食べる子ども
・おばけと車を持つ子ども
・おばけと手をつなぐ子ども
・冷蔵庫の中にいるおばけ
キャラクター大
3種
・泣いて怖がる子ども
・吹き出し(おばけの国)
・おばけとお風呂に入る子ども
その他
2種
・冷蔵庫(フタ)
・驚いている子どもの顔(3人)

「おばけなんてないさ」パネルシアターの作り方

ちょきぺたファクトリーのイラストデータを使用している場合、およそ30分ほどでおばけなんてないさのパネルシアターが完成します。

STEP. 1
パネルシアターのイラストを用意

おばけなんてないさのイラストデータを用意します。
ちょきぺたファクトリーの素材データはこちらからご利用できます。

STEP. 2
イラストをPペーパーへ印刷

イラストをPペーパーへ印刷します。
業界最安値のPペーパー「ちょきペーパー」はこちらからご利用できます。

STEP. 3
印刷したパネルシアターをカットして完成!

イラストに合わせてペーパーをカットします。

「おばけなんてないさ」を演じてみよう

完成したパネルシアターでさっそく「おばけなんてないさ」を演じてみましょう!

「おばけなんてないさ」を演じる際のコツ

ちょきぺた運営の私が「おばけなんてないさ」を演じる際に意識していることをまとめました。

  • 0歳児は飽きない工夫をする
  • 乳児さんには歌いやすいテンポでうたう
  • 音の強弱をつけてみる
  • 楽しいおばけのイメージを広げる

0歳児は飽きない工夫をする

0歳児は、月齢が低いと興味を持たない場合もあります。

そんなときは赤ちゃんが大好きなオーガンジーの布を、おばけに見立ててゆらゆら動かしてみましょう。

6カ月くらいの子どもも興味が持ちやすいと思います。

内容をカットして1~2番だけを演じてみるのも、子どもが飽きずに興味が持てる方法としておすすめです!

ぜひ、目の前の子どもの様子に合わせて「おばけなんてないさ」をすすめてみてくださいね!

乳児さんには歌いやすいテンポでうたう

「おばけなんてないさ」は、少し早めのテンポの曲です。

乳児さんが歌うときには、ゆっくりとしたテンポで歌うのがおすすめです。

子どもが歌いやすくなるので、かわいい歌声がたくさん聞こえるようになります。

0歳児さんは大好きな保育士さんの声に興味を持ちやすいので、ピアノなどはあえて使わずに演じてみてもいいかもしれません。

音の強弱をつけてみる

「だけどちょっと、だけどちょっと」のところは声を小さくすると、子どもたちが音の強弱を意識することができます。

保育士が静かに歌っているのを真似しているうちに、自然と体も小さく丸めながら小声で歌い出しそうです。

歌詞に合わせて、少し怖くしたりおどけてみたりすると、更に面白さが引き出されそうですね。

ぜひ、歌いながらお話を楽しんでいるように演じてみてください。

楽しいおばけのイメージを広げる

子どもたちにとって、おばけはとても気になる存在です。

気になるから、すごく興味を持っている子どもが多いんだろうなぁと思います。

「おばけなんてないさ」のおばけは、冷凍庫でカチカチになったり、一緒におやつを食べたり…。

子どもたちの「怖い」気持ちが「楽しい」気持ちに変わる歌です。

子どもたちが楽しい気持ちでおばけと関われるようにしていけるといいですね!

「おばけなんてないさ」を演じる際の留意点

「おばけなんてないさ」を演じるときの留意点が2つあります。

ケガやトラブルに気を付けながら、子どもたちと楽しい時間にしましょうね!

  • 怖がらせすぎない
  • 子どもが見やすい場所で

怖がらせすぎない

子どもの様子によって、演じ方には十分に気を付けましょう。

中には、おばけが怖い子どももいるかもしれません。

特に0歳児から2歳児くらいは、声色なども注意しましょう。

また、おばけの話はしつけでよく使われることが多いと感じます。

「悪い子しているとおばけが来ちゃうよ」なんて言われたら、おばけが怖くて嫌なものになってしまいそうですよね…。

プラスなイメージで楽しめるように声を掛けていきましょう^^

子どもが見やすい場所で

どの場所にいても、子どもがしっかり見て楽しめるようにしてあげましょう。

でも行事のときは人数が多くて、中々難しいこともありますよね…。

そんなときは乳児さんはマットに座り、その後ろに幼児さんが椅子に座ってみてください。

高低差を付けて、座席を上手に工夫してみてくださいね。

子どもがよく見える高さにパネルをセットしたり、保育士が演じながらおばけを子どもたちの近くに見せに行ったりするのも効果的です。

パネルを高い位置に置くときは、落ちてこないように安全面に十分気を付けましょう。

子ども同士が距離が近いと、どうしてもトラブルに繋がりやすいです。

歌に合わせて手遊びを楽しむときは、できれば少し余裕をもって座らせてあげるといいですね!

「おばけなんてないさ」の歌詞

「おばけなんてないさ」の歌詞は、5番まであります。
歌詞が長いので、演じるときはカンペを作っておくと安心です。

保育室にひらがなで書いた歌詞カードを貼っておけば、他の保育士さんや字が読める幼児さんが一緒に歌ってくれそうですね!

1番

おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ
ねぼけたひとが
みまちがえたのさ
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだってこわいな
おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ

2番

おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

ほんとにおばけが
でてきたらどうしよう
れいぞうこにいれて
カチカチにしちゃおう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだってこわいな
おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ

3番

おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

だけどこどもなら
ともだちになろう
あくしゅをしてから
おやつをたべよう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだってこわいな
おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ

4番

おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

おばけのともだち
つれてあるいたら
そこらじゅうのひとが
びっくりするだろう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだってこわいな
おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ

5番

おばけなんてないさ | ちょきぺたファクトリー

おばけのくにでは
おばけだらけだってさ
そんなはなしきいて
おふろにはいろう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだってこわいな
おばけなんてないさ
おばけなんてうそさ

まとめ

ちょきぺた素材の「おばけなんてないさ」を使ったパネルシアターについてお伝えしてきました。

実はこの素材…作り方を変えれば、ペープサートやスケッチブックシアターなどにも使える万能アイテムです。

夏のイベントやハロウィンだけではなく、普段の保育にも大活躍します。

子どもたちの楽しいおばけのイメージを、たくさん膨らませてあげてくださいね。

ちょきぺたファクトリーでは忙しい保育士さんのために、保育の現場で利用できる様々な素材を作成・配信しています!

ぜひ他のものもチェックしてみてくださいね!