大きなかぶ(おおきなかぶ)

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大きなかぶ(おおきなかぶ) | ちょきぺたファクトリー

「大きなかぶ(おおきなかぶ)」ってどんな話?

「おおきなかぶ」は、ロシアの古い民話に由来する物語です。

具体的にいつの時代にできたかはわかりませんが、長い間、人々が口伝えで伝えてきた物語になります。

世界中で親しまれる物語となったのは、アレクセイ・トルストイ(ロシアの作家)が1936年に
子供向けにわかりやすく作り直して発表してからです。

「おおきなかぶ」は約100年前に現在の形で有名になった物語なんですよ。

「おおきなかぶ」は皆で協力し力を合わせる大切さや楽しさを伝えた物語となります。

登場人物

  • おじいさん
  • おばあさん
  • ネズミ

桃太郎のストーリー・あらすじ

おじいさんが畑にかぶの種をまきました。

かぶはぐんぐん大きくなり、とても大きなかぶになりました。

大きなかぶを引っこ抜こうとしますが、一人では抜けません。


おじいさんはおばあさんを呼んで、一緒にかぶを引っ張りますが、それでもかぶは抜けません。


おばあさんとおじいさんは孫を呼び、一緒に引っ張りますが、それでもかぶは抜けません。


孫とおじいさん、おばあさんは犬を呼び、一緒に引っ張りますが、それでもかぶは抜けません。


犬とおじいさん、おばあさん、孫は猫を呼び、一緒に引っ張りますが、それでもかぶは抜けません。


最後に猫とおじいさん、おばあさん、孫、犬はネズミを呼び、一緒に引っ張ります。


みんなで力を合わせた結果、とうとう大きなかぶが抜けました。

「桃太郎」で劇遊び(劇ごっこ)をしよう

子どもたちと一緒に「おおきなかぶ」の劇遊びをしましょう♪

劇遊びとは子どもが登場人物の役になりきって楽しむことで感情や自己表現を豊かにし、子どもの創造力や言語能力を伸ばすことができますよ。

ぜひ、普段の保育や発表会などで劇遊びに取り組んでみて下さいね。

桃太郎劇遊びの対象年齢

おおきなかぶの対象年齢は3歳4歳です。

単純で繰り返しの物語は3歳児4歳児ぐらいの年齢の子どもたちにぴったり♪

年齢的にも友だちを意識し始める年齢です。

「友だちと一緒になにかすることは楽しい」と
段々と理解できるようになってきている年齢です。

桃太郎で劇遊びをするねらい

劇遊びは子どもが役になりきって楽しむことが1番大切です。

ですが、劇遊びを通して子どもに何を伝えたいのか、どのように成長していってほしいのかのねらいを考えることも大切なことです。

「おおきなかぶ」の劇遊びをするねらいを2つ紹介します。

みんなで一緒に取り組むことの楽しさを知る

おおきなかぶを抜く時には、みんなで力を合わせて取り組みました。

自分1人の力で頑張って取り組むのも、困難ですが素敵なことです。

ですが皆で協力して取り組むことで力を合わせる楽しさを子どもたちに伝えられる機会にもしてみましょう。

1人で難しいことでも、みんなでやればできることを知る

「おおきなかぶ」は1人の力では抜けず、みんなで協力することによってかぶを抜くことができました。

ねずみのような小さな力でもみんなで集まれば大きな力になること


1人で出来ないことは友だちと協力して乗り越えてもよいことを子どもたちに伝えていきましょう。

「おおきなかぶ」の劇遊びをするのに最適な季節は「秋」

おおきなかぶの劇遊びをするのに最適な季節は「秋」です♪

11月からの寒い季節が、かぶの旬な季節だからです。

もちろん劇遊びを、その時期だけしかしてはいけない、ということではありません。

子どもの成長やクラスの様子を
見ながら劇遊びに取り組んでみて下さいね。

「おおきなかぶ」の劇遊びをする前に【導入編】

おおきなかぶの劇遊びをする前に絵本やパネルシアター、ペープサートで導入をしましょう♪

物語を親しむことで、子どもたちも劇をやりたい!と意慾的に取り組んでくれますよ。

「絵本」で物語を知ろう

おおきなかぶの物語を絵本で導入してみましょう。

おおきなかぶの絵本は色々な作者の方が書いて出版されています。

分かりやすい物語や絵を選んで
子どもたちに読みきかせてみてくださいね。

「パネルシアターやペープサート」で楽しもう

絵本に飽きてきたらパネルシアターやペープサートで楽しむのも素適ですよ。

「うんとこしょ どっこいっしょ」などの分かりやすいフレーズは子どもと一緒に言っても楽しいです♪

色々と工夫して取り組んでみてくださいね。

「おおきなかぶ」の劇遊びをする前に【準備編】

劇遊びをする前にお面や小道具を用意してみましょう♪

お面や小道具があることによって子どもたちが役になりきって楽しむことができますよ。

お面や小道具、衣装を用意しよう

小道具おすすめ
犬、猫、ねずみのお面画用紙でお面を作り、子どもに顔を描いてもらう
とオリジナルのお面になっていい感じ♪
かぶ段ボールや画用紙を使って作ってみてね♪
衣装おすすめ
茶色の不織布でポンチョ型に縫うのがおすすめ
不織布でしっぽをつけてもかわいいです
黄色の不織布でポンチョ型に縫うのがおすすめ
不織布でしっぽをつけてもかわいいです
ねずみ灰色の不織布でポンチョ型に縫うのがおすすめ
不織布でしっぽをつけてもかわいいです
おじいさん・頭は帽子
・服は茶色い不織布でベスト型に縫うのがおすすめ
おばあさん・頭に三角巾
・服は不織布でエプロンとスカートを縫うのがおすすめ

台本を作ろう

台本を作成するときのポイントをお伝えします。

繰り返しのフレーズで分かりやすくする
おおきなかぶは元々繰り返しのお話ですが、さらに子どもたちがセリフを言いやすいようリズムをつけたり
言葉を短くしたりと工夫しましょう

簡単な動きをつけて分かりすくする
「うんとこしょ どっこいしょ」の際にひっぱる動作や動物が登場する際に犬や猫の動きをいれましょう。

セリフだけでなく動きをいれることで子どもも覚えやすく楽しく取り組むことができます

下の台本はあくまで参考です。

子どもたちの様子やクラスの雰囲気に合わせて台本作りををしてみてくださいね♪

パネルシアター「おおきなかぶ」を作ろう

おおきなかぶのパネルシアターを作ってみましょう♪

ちょきぺたファクトリーでは忙しい保育士さんのために、
保育の現場で利用できる様々な素材を作成・配信しています!

素材をダウンロードするだけで10分ほどで作れてしまいますよ♪

「おおきなかぶ」の保育教材を作る準備をしよう!

「おおきなかぶ」のちょきぺたの素材をダウンロード

こちらから、素材データを保存してください!

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「おおきなかぶ」のちょきぺた素材を印刷
こぴ
こぴ

A4で好きな枚数だけカラーコピー

素材は基本的に、すべてA4サイズで作成しています。

「おおきなかぶ」の製作に使うアイテムを揃える

イラスト素材以外に必要なアイテムです。

準備するものはこちら
  • ちょきぺたの「桃太郎」イラスト素材
  • 不織布ペーパー
  • ハサミ

「桃太郎」の保育教材を作っていくよ!

準備ができたらさっそく作っていこーう☆

こぴ
こぴ

レッツ ちょきぺた〜!

イラストを印刷した不織布ペーパーをカットする

イラストの周りをカットしていきます。

完成!
こぴ
こぴ

お疲れ様でした〜!

「おおきなかぶ」劇遊び台本・セリフ

ナレーター
おじいさんが、かぶの種をまきました。

おじいさん
おじいさん

大きくな〜れ、大きくな〜れ

ナレーター
すると…ポッと芽が出てきました。

おじいさん
おじいさん

もっともっと大きくな〜れ、大きくな〜れ

ナレーター
すると…ぐんぐん育って、大きなかぶになりました。

おじいさん
おじいさん

これは大きなかぶだな〜
持って帰って食べよう!

ナレーター
おじいさんは大きなかぶを引っこ抜こうとしました。

おじいさん
おじいさん

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
おおきなかぶは、びくともしません。
そこでおじいさんはおばあさんに手伝ってもらうことにしました。

おじいさん
おじいさん

ばあさんや〜手伝っておくれ〜

おばあさん
おばあさん

まあ、大きなかぶね!
一緒に引っ張りましょう

ナレーター
おじいさんはかぶを持って、
おばあさんはおじいさんを持って
引っ張ります。

おじいさん
おばあさん
おじいさん おばあさん

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
それでもかぶは、抜けません。

おじいさん
おじいさん

孫や〜手伝っておくれ〜

ナレーター
今度はおじいさんがかぶを持って、
おばあさんがおじいさんを持って
孫がおばあさんを持って引っ張ります。

おじいさん
おばあさん
まご
おじいさん おばあさん まご

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
それでもかぶは抜けません。

おじいさん
おじいさん

お〜い犬や〜手伝っておくれ〜

今度はおじいさんがかぶを持って
おばあさんがおじいさんを持って
孫がおばあさんを持って
犬が孫を持って引っ張ります。

おじいさん
おばあさん
まご
犬
おじいさん おばあさん まご 犬

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
それでもかぶは抜けません。

おじいさん
おじいさん

お〜い猫や〜手伝っておくれ〜

ナレーター
今度はおじいさんがかぶを持って
おばあさんがおじいさんを持って
孫がおばあさんを持って
犬が孫を持って
猫が犬を持って引っ張ります。

おじいさん
おばあさん
まご
犬
猫
おじいさん おばあさん まご 犬 猫

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
それでもかぶは抜けません。

おじいさん
おじいさん

お〜いネズミや〜手伝っておくれ〜

ナレーター
今度はおじいさんがかぶを持って
おばあさんがおじいさんを持って
孫がおばあさんを持って
ネズミが猫を持って引っ張ります。

おじいさん
おばあさん
まご
犬
猫
ネズミ
おじいさん おばあさん まご 犬 猫 ネズミ

うんとこしょ
どっこいしょ

ナレーター
すっぽーん!!!!!!!!!!
やっと大きなかぶが抜けました。

おじいさん
おじいさん

よし、今日はかぶのスープにしよう

ナレーター
その夜、おばあさん特製のかぶのスープをみんなで飲んで過ごしましたとさ。
おしまい

「おおきなかぶ」まとめ

おおきなかぶの劇遊びについて紹介しました。

幼稚園や保育園の発表会にピッタリの題材なのでぜひ、取り組んでみてくださいね。

繰り返しの簡単な物語なので3歳児~くらいから劇遊びを楽しめますよ♪

もちろん劇遊びをしなくても、ちょきぺたファクトリーで

素材をダウンロードして「パネルシアター」や「ペープサート」を作成し、

子どもたちと楽しむのもおすすめです。

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