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桃太郎は日本の民話に登場する有名な英雄です。
桃太郎の物語は日本中で語り継がれ、「勇気、友情、正義」などの価値観を伝える役割と共に、子供向けの絵本や歌で親しまれています。
物語の起源ははっきりしていませんが、少なくとも江戸時代以前から存在していたとされています。
特に岡山県は桃太郎伝説の発祥地として知られていますよ。
この歌詞は、今の時代にはあまり良くない言葉も多いですね…。
そこで、優しい言葉に変換したバージョンを作ってみました☆
- 桃太郎
- おばあさん
- おじいさん
- 犬
- 猿
- キジ
- 鬼
昔々、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。おばあさんはその桃を家に持ち帰り、おじいさんと一緒に切ってみると、中から元気な男の赤ちゃんが出てきたのです。
二人は驚きましたが、大変喜び、その子を「桃太郎」と名付けて育てました。
桃太郎はすくすくと成長し、立派な若者になりました。ある日、村に鬼たちが現れて、村人たちを苦しめていることを知った桃太郎は、鬼退治を決意しました。
おばあさんは桃太郎のために、きびだんごを作ってくれました。
桃太郎は旅の途中で、犬、猿、キジに出会いました。彼らは桃太郎のきびだんごをもらい、仲間になって鬼ヶ島へ向かいます。
鬼ヶ島に到着すると、桃太郎と仲間たちは力を合わせて鬼たちを退治しました。鬼の頭目を倒し、財宝を村に持ち帰りました。桃太郎と仲間たちは村人たちに歓迎され、平和な日々が戻ります。
このようにして、桃太郎は英雄として語り継がれるようになりました。
劇遊びとは子どもたち自身が役になりきって劇をすることです。
桃太郎の劇遊びでは
- 仲間と協力する大切さ
- 困難に立ち向かう勇気
- 困っている人を助ける優しさや正義
などを意識して子どもたちと楽しく劇遊びに取り組んでみて下さいね。
桃太郎の対象年齢は5歳6歳になります。
勇気、友情、正義などの価値観を理解できるようになるのが5歳6歳ぐらいからだからです。
劇遊びは楽しく取り組めることが1番ですが、
子どもたちに何を感じて成長していってほしいかねらいを決めることも大切です。
桃太郎の劇遊びでのねらいは2つあります。
大変でも最後まで諦めない気持ちを知る
桃太郎は仲間と一緒に鬼退治という困難な目標に向かって旅立ちます。
犬、猿、キジという仲間達はそれぞれ異なる特技を持ち、困難に直面したときにお互いを助け合います。
仲間と協力することで困難を乗り越える姿は、諦めずに挑戦することの大切さや仲間と協力することの大切さを学ぶ機会になります。
困っている人を助ける優しさを知る
桃太郎は村人が困っている姿を知り、鬼退治を決心しました。
劇遊びを通して自分が誰かを助ける側になったり、助けられる側になったりすることで他者に対して優しさを持つことの大切さを理解するようになります。
桃太郎の劇遊びをするのに最適な季節は「夏」になります。
桃の収穫時期が夏だからです。
もちろん夏以外の季節に、桃太郎の劇遊びをしてはいけないなんてことはありません。
子どもたちの成長の様子を見ながら劇遊びに取り組んでみて下さいね。
桃太郎の劇遊びをする前に絵本やパネルシアターなどで導入をしましょう。
事前に桃太郎の物語を知ることにより、親しみをもって劇遊びに取り組みたいと思えるよう工夫してみて下さいね。
桃太郎の絵本の読み聞かせをしましょう。
桃太郎の絵本は色々な作者が書いている様々な絵本の種類があるので、
子どもたちにも分かりやすいものを選んで絵本の読み聞かせをしてみて下さいね。
ペープサートやパネルシアターで桃太郎の物語を楽しむのも素適です。
保育士がパネルシアターやペープサートで物語を見せた後は
子どもたちが自分でペープサートを持って演技してみたりと演じる楽しさを
知ることができるように、工夫してみて下さいね。
製作遊びで「きびだんごポシェット」を作ってみましょう。
劇遊びの小物を自分で作ったり遊んだりすることにより、桃太郎の物語に
より親しみをもつことができます。
牛乳パックのきびだんごポシェット作り方
事前に保育士が貼ってもOK。
牛乳パックの形に切った画用紙を用意して子どもが貼るのでもいいです。
おまけで簡単な「きびだんごの作り方」も紹介するよ☆
きびだんごの作り方
新聞紙で手が汚れるのが気になる場合は折り紙でもOK
きびだんごのポシェットときびだんごが完成したら皆でゲームをして遊んでみましょう。
桃太郎ゲームの遊び方
歩きやすいテンポの良い曲や昔話系のBGMがぴったりです!
桃太郎になりきって動いてみよう♪
「はいどーぞ!」で、渡すと会話が増えて良いですね〜!
桃太郎の劇遊びをする前にお面や小道具を用意してみましょう♪
小道具や衣装があることで、子どもたちが演じてみたいと思ったり役に入り込みやくすなりますよ。
劇あそびをするときに、使える小道具をご紹介します!
小道具 | おすすめ |
---|---|
お面 (犬、猿、キジ、鬼) | 画用紙でお面を作り、子どもに顔を描いてもらう とオリジナルのお面になっていい感じ♪ |
桃 | 段ボールを切って絵具で塗れば桃の完成! 子どもが隠れる大きさで作って 真ん中が割れるようにしてね♪ |
桃を切る包丁 | 段ボールを切り、絵具で塗って完成させてね。 |
刀 | 段ボールを切り、絵具を塗って完成させてね。 |
鬼のこん棒 | 新聞紙を太く長く丸めて最後に画用紙を 貼り、こん棒のように作ってね。 |
お次は劇あそびをするときに、使える衣装をご紹介!
衣装 | おすすめ |
---|---|
桃太郎の衣装 | 青色の不織布を長めのベスト型に縫うのがおすすめ 頭には鉢巻をつけよう |
おじいさんおばあさんの衣装 | 茶色い不織布でベスト型に縫うのがおすすめ 頭には不織布で作った頭巾をかぶろう |
犬 | 茶色い不織布でベスト型に縫うのがおすすめ 後ろにはしっぽをつけよう |
猿 | 茶色い不織布をワンピース型に縫うのがおすすめ 後ろにしっぽをつけ、前は丸型に切ったお腹をつけよう |
キジ | 不織布をマント型に縫いマント分部に別の色の不織布を 羽根のように貼り付ける衣装がおすすめ |
鬼 | トラ柄の布をかぼちゃパンツ型に縫うのがおすすめ |
台本作成時のポイントをお伝えします。
・簡単な言葉やフレーズを使う
子どもたちが理解しやすく、覚えやすいセリフにしましょう。
・歌やアクションを取り入れる
桃太郎の歌を取り入れたり、鬼ヶ島で鬼と戦う動きのあるシーンを取り入れることで
楽しみながら演技できるよう工夫してみましょう
・物語で伝えたい大切な部分を子どもと話合いながら台本を考えましょう
桃太郎の物語は「勇気、友情、正義」などを伝える物語です。
子どもたちが理解しやすいように「桃太郎はどう思ったかな?」と
子どもに問いかけながら作成できるといいですね。
子どもたちの様子やクラスの雰囲気に合わせて、楽しく劇遊びできるように台本を作成していきましょう。
桃太郎のパネルシアターを作ってみましょう♪
ちょきぺたファクトリーでは忙しい保育士さんのために、保育の現場で利用できる様々な素材を作成・配信しています!
素材をダウンロードするだけで10分ほどで作れてしまいますよ♪
準備ができたらさっそく作っていこーう☆

レッツ ちょきぺた〜!
イラストの周りをカットしていきます。
縫ってないところをスライドすると、桃がパカーンと割れる仕掛けになります。

お疲れ様でした〜!
ナレーター
昔々あるところに、おじいさんおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。
すると、どんぶらこ どんぶらこ と大きな桃が流れてきました。
驚いたおばあさんは、桃を持って帰り、おじいさんに見せました。

なんと大きな桃じゃ!割ってみよう!

よいしょ、よいしょ!
ナレーター
ぱかーん!
すると中から赤ちゃんが出てきました。
桃から産まれたので桃太郎と名付け、桃太郎は元気にすくすく育ちました。

育ててくれたお礼に、村のものを盗んだ鬼を退治しに行きます!

それならこれを持って行きなさい
ナレーター
桃太郎はきびだんごを持って鬼ヶ島へ向かいました。
途中で犬に出合いました。

桃太郎さん、桃太郎さん
お腰につけたきびだんご
1つ私にくださいな

はい、どうぞ

ありがとう!
お礼に鬼ヶ島へおともします!
ナレーター
犬が仲間になりました。
次は猿に出合いました。

桃太郎さん、桃太郎さん
お腰につけたきびだんご
1つ私にくださいな

はい、どうぞ

ありがとう!
お礼に鬼ヶ島へおともします!
ナレーター
猿が仲間になりました。
次はキジに出合いました。

桃太郎さん、桃太郎さん
お腰につけたきびだんご
1つ私にくださいな

はい、どうぞ

ありがとう!
お礼に鬼ヶ島へおともします!
ナレーター
キジが仲間になりました。
桃太郎と犬、猿、キジは鬼ヶ島を目指します!
仲間のおかげで、あっという間に鬼ヶ島につきました。

鬼!村から盗んだものを返すんだ!

そんなものは知らないね!
ナレーター
すると、怒った犬は噛みつき
猿はスルスル~と高いところへ登って、鬼の上へ飛び乗りました。
キジは口ばしで鬼を突きます。
最後は桃太郎が自慢の剣術で鬼を見事退治しました。

盗んだものは返すから許してくれ〜!><

これに懲りたらもう悪いことしちゃいけないよ!
ナレーター
桃太郎はおじいいさん、おばあさんの元へ帰りました。
そして、みんなで仲良く暮らしましたとさ、おしまい!
桃太郎の劇遊びについて解説しました。
劇遊びを通して子どもの成長を促す機会にしてみて下さいね。
桃太郎の劇遊びは保育園や幼稚園の発表会にもピッタリです。
ぜひ、子どもたちと取り組んでみて下さい。
もちろん、劇遊びをしなくても、ちょきぺたファクトリーで素材をダウンロードし
「パネルシアター」や「ペープサート」を作成して、子どもたちと楽しむのもおすすめです。
