1歳向け2026/01/18〜2026/01/24の週案

はい、こぴぺたくんだよ!
2026年1月後半の1歳児クラスの週案だね。
この時期は、寒さの中でも身体を動かす楽しさを味わうことと、進級に向けて「自分でやりたい!」という気持ちが強くなるのがポイントだよ。

厚着で動きにくかったり、鼻水が出やすかったりする時期だから、丁寧なケアと環境構成が必要だね。
現場ですぐに使えるように、具体的に書いておいたからね!


[1歳児]の[1]月 第[4]週 週間指導計画

期間:2026年1月19日(月)〜1月24日(土)
テーマ:冬の自然に触れ、寒さに負けず身体を動かす楽しさを味わう。

今週のねらい

【健康】:寒さに負けず戸外で身体を動かし、身体が温まる心地よさを感じる。

【人間関係】:保育者や友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わい、模倣や並行遊びを楽しむ。

【環境】:冬の自然事象(冷たい風、霜、氷など)に気づき、興味を持って関わる。

【言葉】:見たことや感じたことを、指差しや片言(一語文・二語文)で保育者に伝えようとする。

【表現】:音楽に合わせて身体を動かしたり、素材の感触を楽しんだりする。

今週の活動予定(スケジュール概要)

曜日主な活動(タイトル)ねらい(一言)
19(月)感触遊び「新聞紙ビリビリ」指先を使う、音や変化を楽しむ
20(火)戸外遊び「冬の探索と追いかけっこ」冬の自然発見、身体を温める
21(水)製作遊び「ゆきだるま作り」シール貼り、季節感の表現
22(木)リズム遊び・身体測定模倣表現、成長の喜び
23(金)戸外遊び「ボール・探索」投げる・蹴る、空間認知
24(土)合同保育・ゆったり遊び異年齢交流、情緒の安定

日々の活動詳細

月曜日:感触遊び「新聞紙ビリビリ」

【子どもの姿(予想)】
週末明けで登園時に不安を示す子や、生活リズムの乱れから眠気を感じる子がいる。保育者に甘えたい気持ちが強い。

【具体的な活動内容】
室内で新聞紙遊びを行う。保育者が大きく破く音や様子を見せ、興味を惹きつける。破く、丸める、舞い上げる、布団にして寝転がるなど、ダイナミックに遊ぶ。「新聞紙プール」を作り、その中に入る。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
誤飲防止のため、カラーチラシではなく新聞紙を使用し、口に入れないよう常に見守る。広めのスペースを確保し、ぶつからないように配慮する。
【援助】
「ビリビリいい音だね」「雪みたいにヒラヒラ〜」とオノマトペを交えて声をかけ、イメージを広げる。破るのが難しい子には、あらかじめ切れ目を入れておく。

火曜日:戸外遊び「冬の探索と追いかけっこ」

【子どもの姿(予想)】
戸外に出ることを喜ぶが、厚着のため動きにくさを感じる子もいる。冷たい風に驚いたり、頬を赤くしたりする姿が見られる。

【具体的な活動内容】
園庭または近隣の公園へ散歩に出かける。霜柱を踏んで「サクサク」という感触を楽しんだり、氷を探したりする。保育者が「まてまて〜」と追いかけ、身体を十分に動かして温まる。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
地面が凍結している場所がないか事前に確認し、転倒に注意する。上着のファスナーや帽子など、着脱の機会を大切にする。
【援助】
「白いね」「冷たいね」と子どもが感じた感覚を言葉にして代弁する。鼻水が出ている子にはこまめに声をかけ、清潔を保つ。走り回る際は、ぶつからないよう動線を確保する。

水曜日:製作遊び「ゆきだるま作り」

【子どもの姿(予想)】
シール貼りに興味を持ち、集中して取り組む子が増えている。指先を使って剥がすことに苦戦する子もいる。

【具体的な活動内容】
雪だるまの台紙(画用紙)に、目やボタンに見立てた丸シールを貼る。クレヨンでなぐり書きをして雪を表現する。完成した作品を壁面に飾り、見て楽しむ。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
シールの台紙の端を少し折っておき、子どもが自分で剥がしやすいように工夫する(きっかけ作り)。机と椅子の高さを調整し、姿勢を安定させる。
【援助】
「ぺったん、できたね」と達成感を共有する。シールのゴミを入れる小さな箱を用意し、ゴミ捨ての習慣も知らせる。集中が切れた子は、別のコーナー遊びへ誘導する。

木曜日:リズム遊び・身体測定

【子どもの姿(予想)】
音楽が鳴ると身体を揺らして喜ぶ。保育者の動きをじっと見て、真似しようとする姿が見られる。着脱への意欲に個人差がある。

【具体的な活動内容】
ピアノやCDに合わせて、「うさぎ」「ぞう」「どんぐりころころ」などのリズム遊びを行う。身体測定を行い、衣服の着脱(ズボンの上げ下げ、靴下の着脱)に挑戦する。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
床暖房や室温を調整し、薄着になっても寒くないようにする。脱いだ服を入れるカゴをわかりやすく配置する。
【援助】
リズム遊びでは、保育者が大きくはっきりとした動作で見本を示す。「大きくなったかな?」と期待を持たせ、測定への不安を取り除く。「自分で」やろうとする姿を待ち、できたときは具体的に褒める。

金曜日:戸外遊び「ボール・探索」

【子どもの姿(予想)】
週末で疲れが見え始める子もいるが、戸外へ行くと活発に動く。ボールを投げたり蹴ったりすることを楽しむ。

【具体的な活動内容】
園庭でボール遊びを行う。保育者とのキャッチボール(転がし合い)や、ボールを追いかけて走る遊びを楽しむ。プランターの下や木の根元など、ダンゴムシや冬の虫がいないか探索する。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
ボールは柔らかい素材のものを用意し、当たっても痛くないようにする。探索活動では、危険なもの(ガラス片など)がないか事前に安全点検を行う。
【援助】
ボールの取り合いになった際は、「かして」「どうぞ」のやり取りを仲立ちする。疲れている様子の子には、日向での砂遊びや探索など、静的な遊びを提案する。

土曜日:合同保育・ゆったり遊び

【子どもの姿(予想)】
人数が少なく、いつもと違う部屋や友達に少し緊張したり、逆に年上の子に興味を持ったりする。

【具体的な活動内容】
異年齢児と同じ空間で過ごす。ブロックやままごとなど、コーナーを分けて落ち着いて遊ぶ。年上の子の遊びを観察したり、一緒に遊んでもらったりする。

【環境構成・援助の工夫】
【環境】
誤飲の危険がある小さな玩具(年長児用)は、1歳児の手の届かない場所で使用するようゾーン分けを徹底する。
【援助】
寂しがる子にはスキンシップを多くとり、安心して過ごせるようにする。異年齢の関わりを見守り、危険がない範囲で交流を促す。


【プロフェッショナル解説】

1. 今週の保育のポイント(ねらいの背景)

1歳児の1月後半は、運動機能の発達とともに「自我」の芽生えが顕著になる時期です。「自分でやりたい(でもできない)」という葛藤や、言葉でうまく伝えられないもどかしさから、噛みつきやひっかきなどのトラブルが増える傾向にあります。
今週は、戸外での発散活動(動)と、室内での集中活動(静)のバランスを取り、情緒の安定を図ります。特に「寒さ」という感覚刺激は、子どもの好奇心を刺激する良い教材です。「冷たい!」という共感体験を通して、言葉の獲得や保育者との愛着関係を深めることを意図しています。

2. 環境構成の「仕掛け」

着脱の動線: 「自分で!」を支えるため、上着をかけるフックの高さを子どもの目線に合わせたり、座って靴下を履けるスペースを玄関に確保したりします。

シール貼りの工夫: 指先の巧緻性を高めるため、シール台紙の端を折る「きっかけ作り」をしておきます。これにより「できない」とかんしゃくを起こすのを防ぎ、「できた!」という達成感につなげます。

安全管理: 冬場は厚着で動きが鈍くなり、転倒時の受け身が取りにくくなります。園庭の凍結箇所チェックはもちろん、フード付きの服が遊具に引っかからないか等の服装チェックも重要です。

3. 予想されるトラブルと対応策

トラブル: 玩具の取り合いからの噛みつき。

対応: 言葉が出ない分、手が出やすいため、保育者は子ども同士の距離感を常に把握し、トラブルが起きそうな瞬間に「かして、だね」と間に入ります。同じ玩具を複数用意することも基本です。

トラブル: 散歩中の立ち止まり(イヤイヤ)。

対応: 無理に歩かせようとせず、「あ、あそこに猫ちゃんいた!」など興味を他に逸らしたり、「ここまで抱っこしようか」と選択肢を与えたりして、気持ちを切り替えます。

4. 担当保育士の役割

この時期の保育士は、「代弁者」であり「安全基地」です。
子どもが感じている「冷たい」「楽しい」「悔しい」といった感情を、「冷たくてびっくりしたね」「貸してほしかったんだね」と言葉にして返します。また、探索活動が活発になる分、いつでも戻ってこられる場所(保育者の膝や笑顔)として存在し、安心感を与えることが、さらなる探索意欲へとつながります。